みなさん、こんにちは!ゆるぐだキャンプのともくんです!
今回はいきなり結論から行きたいと思います!
Q:キャンプにバーナーは必要か?
A:必要ではない!でもないと超不便!
と言うことで、今回はガスバーナーについてお話したいと思います。キャンプ初心者はぜひ最後まで読んでみてください!
そもそもガスバーナーって何?
そもそもバーナー(burner)とは燃えるものを指す英語ですが、日本で「ガスバーナー」と言われると大きく2つの物が想像されると思います。
置いて使うガスバーナー

1つ目は地面やテーブルなどに置いて使うタイプのガスバーナー。鍋やフライパンなどを乗せて使う道具です。キャンプやアウトドアでの調理器具としてのイメージが強いと思います。
キャンプを始めてからガスバーナーやバーナーと言われるとこっちのイメージが強くなりました。
持って使うガスバーナー

2つ目はバーベキューでの火起こしや食材の表面を炙る時に良く使用されるガスバーナー。こちらはガストーチやトーチバーナーなどと呼ばれることが多いですね。
僕はキャンプを始める前まではガスバーナーと言われたらこっちのイメージしかなかったです。
今回は「置いて使うガスバーナー」について

大きく2つのタイプのガスバーナーがありますが、今回は1つ目に挙げた「置いて使うガスバーナー」についてお話していきます。
持って使うガスバーナー(トーチバーナー)もキャンプで大活躍してくれる道具ですが、こちらはまたの機会にしたいと思います。
ガスバーナーがなくても焚き火で料理はできる!

ガスバーナーなんて無くても料理は作れます。文明が発達してない地域では今でもガスコンロがない所も世界にはありますし、日本でも昔は釜戸や囲炉裏などで料理を作っていましたよね。それにそもそも火を使わずとも作れる料理はたくさんあります!
つまり焚き火さえあればガスバーナーはなくても問題ないということ!だけど・・・。
焚き火で料理するとめんどくさい
ガスバーナーがなくても焚き火や炭火があれば料理を作ることができる!でも家で料理を作る時にガスコンロやIHが無かったら・・・と考えてみてください。
めっちゃ不便ですよね。
キャンプも同じで、ガスバーナーがないとめっちゃ不便。確かに焚き火や炭火で料理することは可能ですが、めんどくさいくて不便なポイントが大きく3つあります。
火起こしに時間が掛かる

まず1つ目が「火起こし」に時間がかかることです。料理やお湯を沸かすためにはそれなりの火力が必要。そしてその火力を維持する必要もあります。そうなると慣れた人でも10分程度はかかってしまいます。
火力の調整が難しい

焚き火や炭火での火力調整はとても難しい。ましてやキャンプとなると屋外なので風の影響も大きく受けてしまい「大きく燃え上がってるはずなのに全然お湯が沸かない」なんて事もよくあります。
鍋が真っ黒になる

焚き火で料理をしたことがある人は身をもって経験したことあると思いますが、鍋やフライパンが真っ黒になります。炭火だと多少はマシですが、真っ黒になった鍋を洗う手間がふえてしまいます。
ガスバーナーで料理を作るメリット
焚き火や炭火で料理を作ると色々とめんどくさいことがありますが、ガスバーナーを使うことでキャンプでも楽に料理することが出来ます!
すぐに火がついて調理できる

ガスバーナーがあれば料理のために面倒な火起こしをする必要はありません。特に朝食の準備をする時は火起こしをせずに料理をさっと作り始められるのはとてもありがたいです!
火力の微調整が簡単

ガスバーナーには火力調整用のつまみがついているので、強火から弱火まで指先1つで自由自在!特にお米を炊く時なんかは火力調整が大切なので焚き火だとめっちゃ難しい!
鍋やフライパンが汚れにくい

ガスバーナーで調理しても、焚き火での調理と違い鍋やフライパンが真っ黒になることはありません。さらに的確な火力で調理ができるので、焦げ付くことも少なく調理後の後片付けの手間が少なくて済みます。
コンパクトに持ち運べる

最近のキャンプ場では直火(地面で直接焚き火をすること)が許可されているところは少ない。なので焚き火や炭火で調理する場合は「焚き火台」が必要になります。最近はソロキャンプの流行に合わせてコンパクトな焚き火台も増えてきていますが、ガスバーナーのほうがコンパクトに持ち運べる場合がほとんどです。
ガスバーナーを使うデメリット
キャンプで料理をする上でガスバーナーはとても強い味方です。しかし少なからずデメリットもあります。
ガス缶のコストがかかる

ガスバーナーを利用する上でガス缶は必ず必要になります。なのでガス缶を購入するコストは掛かってしまいます。ガス缶は大きく分けてCB缶とOD缶の二種類がありますが、CB缶のほうがコストを抑えることができます。CB缶とOD缶の違いについてはまたの機会にお話したいと思います。
使用方法を間違えると危険

ガスバーナーは「ガス」を燃やして「火」を使う道具です。そのため使用方法を間違うと2つの大きな事故に繋がるので、使用には注意が必要です。
1つ目の事故は一酸化炭素中毒です。ガスバーナーはコンパクトでどこでも使える便利な半面、密閉されたテントの中などで使うとテント内の酸素が一酸化炭素に変化して一酸化炭素中毒に陥ってしまいます。そのためガスバーナーを使う際は換気に気をつけましょう。
2つ目の事故はガス缶の爆発です。ガス缶とガスバーナーの炎が近い状態で使用し続けると、缶内部のガスが膨張しガス缶が破裂します。そして破裂と同時に缶内のガスに引火し爆発を引き起こしてしまいます。特に気温が高い夏場などは注意が必要ですが、毎年のようにキャンプでの悲惨なニュースがあとを絶ちません。
寒いところや高いところに弱い

ガス缶はその性質上、寒いところや標高の高いところでは火力が落ちやすい。特に百均などで売っている激安のCB缶などは標高1000メートルの高所で寒い中では使用できなかったり、火がついてもすぐに消える、弱火しかつかないなんてことも全然あります。
ガスバーナーの種類とおすすめのギア
キャンプで使用するガスバーナーにはいくつか種類があります。それぞれのガスバーナーの特徴とおすすめのガスバーナーを紹介します。
家庭でもおなじみカセットガスコンロ
昔から家庭でもよく使用されている「カセットガスコンロ」はキャンプでも大活躍してくれます。これからキャンプを始める人はとりあえず家にあるカセットガスコンロでキャンプデビューするのも悪くありませんよ。
カセットガスコンロの特徴は「安定感がある」ということです。平べったいその形状ゆえに使用時の安定感は他のガスバーナーに比べてピカイチです。その反面、風にの影響を受けやすいといった弱点もあります。
カセットガスコンロのおすすめはイワタニの「タフまるJr」です
アウトドアでの使用を想定して作られたカセットガスコンロで、丈夫な作りと風に強い構造の五徳が特徴!
ソロキャンならシングルバーナー
ソロキャンで使用するなら「シングルバーナー」がおすすめです。コンパクトに収納できるので荷物を減らしたい人や登山をする人にも愛用されています。
シングルバーナーの中でも使用するガス缶によってそれぞれ人気の商品が違います。
CB缶を使用する場合SOTOの「レギュレーターストーブST310」が人気です。
キャンパーの所有欲をくすぐるメカニカルな見た目と、CB缶でも安定した高火力で使用することができる逸品です。
OD缶を使用する場合はSOTOの「アミカスコンパクトストーブSOD320」ですね。
めちゃくちゃコンパクトに収納できる上に火力も申し分なし。コスパ最強と名高い僕も愛用しているガスバーナーです。アミカスコンパクトストーブSOD320については以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
家族やグループで使うならツーバーナー
ファミキャンやグルキャンなど大人数でキャンプをする時に活躍してくれるのが「ツーバーナー」と呼ばれるガスバーナーです。
特徴としてはその名の通り火口が2つありまるで家のガスコンロで料理しているような使いやすさがありますが、その分サイズや重さはどうしても大きくなってしまします。
ツーバーナーでおすすめなのはPRIMUSの「P-COJオンジャキャンプアウトドア用ツーバーナー」です。
このツーバーナーはなんと言っても「圧倒的におしゃれ」!キャンプサイトの中心にこのバーナーがあるだけで映えること間違いなし!なんなら家のキッチンに飾っていてもインテリアとしていい味を出してくれます!ですがその分お値段もお高くなっています。
自分にあったガスバーナーで便利なキャンプを
はじめにお話したとおりガスバーナーがなくても、焚き火や炭火を使うことでキャンプでの料理はできます。しかし自分のキャンプスタイルにあったガスバーナーを使用することでキャンプでのんびりする時間を増やしたり、美味しい料理を手軽に作れたりと大活躍してくれること間違いなし!
あなたもぜひ自分にあったガスバーナーを見つけてみてください!もしおすすめのガスバーナーがあれば是非コメント欄で教えて下さい!どんなコメントでも励みになりますのでよろしくおねがいします。
今回は記事はここまでです!最後まで読んでいただきありがとうございます!
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それでは失礼します!またね!
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